管理面
煩わしい車両管理業務を大幅に削減できます。
車両を所有した場合、購入から最終的な処分に至るまで、複数の部門にわたり煩雑な管理業務が発生し、お客さまの貴重な「ヒト・カネ・モノ」の経営資源を費やすことになります。
メンテナンスリースには、車両管理業務のアウトソーシング機能があり、これを活用することで車両管理にかかる手間と経費を大幅に削減し、業務の合理化を図ることができます。
総務部門
車両の購入から車検手続き、さらには車両処分までの煩雑な管理業務を大幅に削減することができます。
経理部門
購入資金の調達や税金・保険料・修理費の支払手続きなど、1台ごとに発生する経理業務が必要なくなります。
また、多くの場合、固定資産・減価償却費の計上も不要です。
車両使用部門
必要かつムダの無い点検・整備を行うことによって、車両のベストコンディションを維持することができ、安全・安心・快適に走行できます。
また、修理や事故の際も迅速なサポートが受けられ、運行管理業務の効率化を図ることができます。
メンテナンスリース導入により削減される主な車両管理業務
○:必要な業務 △:軽減される業務 ×:不要になる業務
部門 | 車両管理業務 | 所有 | リース |
---|---|---|---|
総務部門 | 車両選定、ディーラーとの購入折衝 | ○ | △ |
任意保険の加入、更新手続、支払依頼 | ○ | × | |
自動車税の照合、納付依頼 | ○ | × | |
各種整備・修理代金の請求書チェック、支払依頼 | ○ | × | |
車両管理台帳の作成、記入、集計 | ○ | △ | |
法定点検、継続車検などの実施指示、管理 | ○ | × | |
車両売却、廃車処分手続 | ○ | × | |
保険事故処理(事故報告、請求、折衝など) | ○ | △ | |
経理部門 | 購入資金の調達、車両代金の支払手続 | ○ | × |
各種税金、保険料、整備・修理代金などの支払手続 | ○ | × | |
固定資産の計上 | ○ | ×(注) | |
減価償却などの決算処理 | ○ | ×(注) | |
売却、廃車処分処理 | ○ | × | |
車両使用部門 | 車両の維持管理状態把握 | ○ | △ |
法定点検、継続車検、その他修理時の手配と折衝 | ○ | × |
*注. 契約条件やお客さまが採用する会計処理によっては、必要になる場合があります。
コスト面
車両に関わるコストを大幅に削減できます。
車両コストを削減するには、まずメンテナンスの見直しが必要です。
琉球リースは、必要かつムダの無い内容と、長年の整備委託実績およびスケールメリットから生まれる料金をリース料に反映させることで、お客さまのコスト削減に貢献します。
またメンテナンスのみならず、車両の購買、さらにはリース終了後における車両処分も併せて、更なるコストダウンを実現します。
経理面
車両経費の一本化と支払いの平準化が図れます。
車両を所有した場合、車両代金・税金・保険料・修理費など車両経費の支払項目は多岐にわたり、しかも1台ごとに発生するため件数が多く、経理業務も煩雑になりがちです。
メンテナンスリースを導入すると、ほとんどのコストがリース料に一本化され、かつ支払いを平準化することができます。その結果、通常把握しにくい車両コストが明確になり、予算の策定・管理が容易になります。
また、多くの場合、リース料の全額経費(損金)処理、固定資産・減価償却費の計上が不要となり、決算処理をシンプルに行うことができます。
(なお、契約条件やお客さまが採用する会計処理によっては、オンバランスとなる場合があります)
財務面
車両購入資金の調達が不要となり、経営資金を有効に活用できます。
購入の場合は一時に資金が必要となりますが、リースの場合は月々のリース料支払いだけで済みますので、経営資金の固定化が避けられ、他の資金需要に振り向けることができます。
また100%借入した場合と同じ効果が得られるため、資金調達手段の多様化を図ることができます。しかも金融機関の借入枠をそのまま温存でき、資金調達力に余裕が生まれます。
ファイナンスリースのメリット
ファイナンスリースは、車両の維持管理をお客さまが行う関係上、前述の「管理面」「コスト面」「経理面」のメリットは半減しますが、「財務面」のメリットはそのまま有効です。